1:「バイエル教則本」
フェルディナント・バイエルの《ピアノ奏法入門書 Op.101》、通称「バイエル」は、ピアノを初めて習う人のための教則本です。やさしい練習から始まり、少しずつ両手を使う練習へ進みます。
楽譜の読み方、指の使い方、リズム、両手の動かし方など、ピアノの基本を学ぶことができます。最初は使う音が少なく、だんだん広い範囲の音を弾くようになります。
バイエルは、ピアノを上手に弾くための土台を作る本です。一冊を終えることだけを目標にせず、ここで学んだことを次の練習や曲につなげていくことが大切です。
2:ハノンピアノ教本
シャルル=ルイ・アノンの《60の練習曲によるピアノ演奏の理論と実践》は、日本では「ハノン」と呼ばれています。指をしっかり動かしたり、左右の手をそろえて弾いたりする練習の本です。
短い音の並びをくり返し弾くことで、5本の指を動かしやすくします。少し進むと、音階やアルペジオ、トリルなどの練習も出てきます。
大切なのは、速く弾くことだけではありません。最初はゆっくり、正しいリズムで、手に力を入れすぎないように弾きましょう。
ハノンは、曲を楽しむためというより、ピアノを弾く手を準備するための本です。バイエルやブルグミュラーなどと一緒に使うとよいでしょう。
3:グルリット「初歩者のための小練習曲 Op.187」
グルリットの《初歩者のための小練習曲 Op.187》は、ピアノを始めたばかりの人のための54曲の練習曲です。
この本では、楽譜を読みながら両手を動かす練習ができます。短い曲が多いので、一曲ずつ練習しやすいところも特徴です。
ただ指を動かすだけではなく、音をつなげたり、短く弾いたり、強くしたり弱くしたりすることも学べます。練習曲ですが、小さな音楽として楽しむことができます。
バイエルの後や、バイエルと一緒に使うことで、ブルグミュラーやツェルニーへ進む準備になります。
グルリット「初歩者のための小練習曲」Op.187
(全音楽譜出版社)
4:デュベルノワ「ピアノ学習者のための初歩教本 Op.176」
ジャン=バティスト・デュベルノアの《ピアノ学習者のための初歩教本 Op.176》は、25曲のやさしい練習曲集です。
最初は5本の指を使った簡単な練習から始まり、だんだん両手を使う練習へ進みます。音階、分散和音、跳ぶような音なども少しずつ出てきます。
この曲集では、指を動かすことだけでなく、メロディーをきれいに弾くことも大切にしています。右手のメロディーをよく聞かせ、左手をやさしく弾く練習もできます。
バイエルやハノンで基本を学んだ後に使うと、練習した力を実際の音楽の中で使えるようになります。
5:ツェルニー「百番練習曲」
カール・ツェルニーの《百番練習曲 Op.599》は、「ツェルニー100番」と呼ばれる有名な練習曲集です。100曲の練習を通して、ピアノの基本を少しずつ身につけます。
最初は簡単な指の動きから始まり、音階、くり返しの音、分散和音などへ進んでいきます。右手と左手を別々に動かす練習もあります。
大切なのは、速さだけではありません。音を一つずつ正しく弾き、リズムをそろえることが大切です。
バイエルで学んだことをさらに伸ばし、ブルグミュラーやソナチネなどへ進むための準備になります。
6:J. S. バッハ「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」
J. S. バッハの《アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳》には、メヌエットやポロネーズなど、いろいろな小さな曲が入っています。初めてバッハの音楽を学ぶ人にも親しみやすい曲集です。
この本では、右手だけでなく左手の音にも耳を向けることが大切です。左右の手がそれぞれ大切な動きをしている曲もあります。
有名な《メヌエット ト長調》《メヌエット ト短調》も入っていますが、現在ではこれらはクリスティアン・ペツォルトの作品と考えられています。
バッハの音楽を通して、きれいなメロディー、リズム、いくつかの音を同時に聞く力などを身につけられます。
バッハ「アンナマグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」
(全音楽譜出版社)
7:カバレフスキー「24の小品 Op.39」
ドミトリー・カバレフスキーの《24の子供のためのやさしい小品 Op.39》は、24曲の短いピアノ曲です。
「小さい歌」「子守歌」「かわいいポルカ」「おいかけっこ」など、いろいろな題名の曲があります。静かな曲もあれば、元気な曲もあります。
曲によって、軽く弾いたり、なめらかに弾いたりします。リズムや強弱を変えることで、それぞれの曲の感じを表すことができます。
昔の練習曲とは少し違う、20世紀の新しい響きも楽しめます。ピアノでいろいろな音楽を知りたい人にもおすすめできる曲集です。
8:ブルグミュラー「25の練習曲」
ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルグミュラーの《25の練習曲 Op.100》は、ピアノを学ぶ人にとても人気のある曲集です。25曲すべてに違った雰囲気があります。
《アラベスク》《牧歌》《貴婦人の乗馬》《無邪気》など、曲の様子を想像しやすい題名が付いています。
右手のメロディーをきれいに弾いたり、左手を小さくしたり、音を短くしたり長くしたりする練習ができます。
練習曲ですが、一曲一曲が小さな音楽作品になっています。ピアノを「正しく弾く」だけでなく、「音楽らしく弾く」ことを学べる大切な曲集です。
9:カバレフスキー「こどものための小品 Op.27」
カバレフスキーの《こどものための30の小品 Op.27》は、30曲の短いピアノ曲です。子供が学びやすいように作られています。
この曲集には、元気な曲、静かな曲、踊るような曲などがあります。曲によって音の感じが大きく違うので、いろいろな弾き方を練習できます。
スタッカートやアクセントなど、音をはっきり変えて弾く練習もできます。リズムを正しく感じることも大切です。
ブルグミュラーなどとは少し違う、20世紀らしい音楽にふれることができる曲集です。
カバレフスキー「こどものためのピアノ小曲集」
(全音楽譜出版社)
10:J. S. バッハ「小プレリュードと小フーガ」
J. S. バッハの《小プレリュードと小フーガ》は、バロック音楽を学ぶための大切な教材です。
プレリュードでは、音階や分散和音などを使った曲を練習します。フーガでは、同じようなメロディーが右手や左手に次々と出てきます。
そのため、自分の指だけを見るのではなく、「ほかの音はどう動いているかな」と考えながら弾くことが大切です。
少しずつ、いくつかのメロディーを同時に聞く力が身につきます。バッハの《インヴェンションとシンフォニア》へ進むための準備にもなります。
11:チャイコフスキー「こどものためのアルバム Op.39」
チャイコフスキーの《こどものためのアルバム Op.39》は、24曲のピアノ曲を集めた作品です。行進曲、ワルツ、子守歌など、いろいろな種類の曲が入っています。
曲ごとに違った場面や気持ちを感じることができます。元気な曲もあれば、静かでやさしい曲もあります。
大切なのは、右手のメロディーをきれいに歌わせることです。左手の伴奏を少し小さくすると、メロディーがよく聞こえます。
ロマン派の美しいメロディーや、豊かな音の響きを学ぶのに向いている曲集です。
チャイコフスキー「こどものためのアルバム」
(全音楽譜出版社)
12:ソナチネ・アルバム 第1巻
《ソナチネ・アルバム 第1巻》には、クレメンティ、クーラウ、ディアベリなどの作曲家によるソナチネが入っています。古典派のピアノ音楽を学ぶための代表的な曲集です。
ソナチネは「小さなソナタ」という意味です。メロディーだけでなく、曲全体がどのように作られているかを見ることが大切です。
音階、和音、アルペジオ、跳躍などの技術も使います。また、右手のメロディーと左手の伴奏のバランスを考えて弾きます。
この曲集を学ぶと、短い曲を弾くだけでなく、「曲にはどんな形があるのか」を考える力が身につきます。
13:ツェルニー「30番練習曲 Op.849」
カール・ツェルニーの《30番練習曲 Op.849》は、初級から中級へ進む人のための練習曲集です。30曲の中で、少しずつ難しい技術を学びます。
音階、分散和音、反復音、レガートなど、さまざまな練習があります。指をそろえて動かし、右手と左手をうまく使うことが大切です。
はじめから速く弾く必要はありません。ゆっくり正確に弾き、慣れてきたら少しずつ速くします。
ブルグミュラーやソナチネなどと一緒に学ぶことで、技術と音楽表現をバランスよく伸ばすことができます。
14:ベートーヴェン「エリーゼのために WoO 59」
ベートーヴェンの《エリーゼのために》は、世界中でよく知られているピアノ曲です。短い曲ですが、有名なメロディーだけでなく、いろいろな音楽の変化があります。
右手のメロディーをきれいに弾きながら、左手の伴奏をやさしくすることが大切です。音をなめらかにつなげたり、強弱をつけたりする練習にもなります。
この曲では、音符を間違えずに弾くだけでは足りません。メロディーの呼吸や、曲の流れを考えて弾くことが大切です。
「エリーゼ」が誰なのかは、今もはっきりしていません。この曲は、初級から中級へ進むときの大切なレパートリーの一つです。
ベートーベン「エリーゼのために」全音ピアノピース
(全音楽譜出版社)
15:ギロック「叙情小曲集」
ウィリアム・ギロックの《叙情小曲集》は、短く美しいピアノ曲を集めた作品集です。初級から中級へ進む人にも取り組みやすい曲が入っています。
メロディーをきれいに弾くこと、伴奏を小さくすること、音の重なりを聞くことなどを学べます。ペダルを使って音を豊かにする練習もできます。
ギロックの音楽には、クラシックだけでなく、ジャズやポピュラー音楽に近いリズムや響きもあります。
そのため、今までのクラシックの教材とは少し違った音楽を楽しみながら、音色やリズムを学ぶことができます。
16:シューマン「ユーゲントアルバム Op.68」
ロベルト・シューマンの《ユーゲント・アルバム Op.68》は、43曲からなるピアノ曲集です。子供が学ぶための作品ですが、本格的な音楽の美しさがあります。
「メロディー」「兵士の行進」「楽しき農夫」「初めての喪失」など、曲ごとにいろいろな題名が付いています。題名をヒントにして、曲の場面を想像しながら弾くことができます。
右手のメロディーと左手の伴奏のバランスや、音をつなげたり切ったりする弾き方も学べます。
ブルグミュラーなどで身につけた力をさらに伸ばし、ロマン派の音楽を深く学ぶための大切な曲集です。
17:モーツァルト「6つのウィーン・ソナチネ」
《6つのウィーン・ソナチネ》は、古典派の音楽を学ぶための曲集です。モーツァルトの音楽をもとに、ムツィオ・クレメンティがまとめた作品集として知られています。
この曲集では、きれいなメロディー、はっきりしたリズム、メロディーと伴奏の関係などを学びます。
古典派では、音の長さや切り方も大切です。レガートとスタッカートを使い分け、ペダルに頼りすぎないこともポイントです。
ソナチネ・アルバムなどを学んだ後、モーツァルトやベートーヴェンのソナタへ進む準備になります。
18:ソナチネ・アルバム 第2巻
《ソナチネ・アルバム 第2巻》は、第1巻より少し難しいソナチネを学ぶための曲集です。
主題がどこにあるのか、音楽がどこで変わるのか、最後にどう戻ってくるのかを考えて弾きます。曲全体を見る力が大切になります。
音階、アルペジオ、和音、細かな音の動きなども、より多く使われます。右手のメロディーをきれいに出し、左手を軽くすることも重要です。
この曲集を通して、古典派の音楽の形と弾き方をより深く学ぶことができます。
19:プロコフィエフ「子供のための音楽 Op.65」
セルゲイ・プロコフィエフの《子供のための音楽 Op.65》は、1935年に作られた12曲のピアノ曲です。子供向けですが、大人が聴いても楽しめる本格的な音楽です。
「朝」「散歩」「タランテラ」「行進曲」「雨と虹」「夕べ」など、いろいろな場面が描かれています。
リズムがはっきりしていたり、急に強い音が出てきたり、少し変わった響きが出てきたりします。昔の教材とは違う、20世紀の音楽の面白さを感じることができます。
楽譜を正しく弾くだけでなく、「この曲は何を表しているのかな」と考えて弾くことも大切です。
20:バッハ「2声のインヴェンション BWV 772–786」
J. S. バッハの《2声のインヴェンション》は、二つのメロディーを同時に弾くための大切な曲集です。15曲からできています。
この曲集では、右手と左手がそれぞれ大切なメロディーを受け持ちます。右手がメロディー、左手が伴奏という単純な作りではありません。
そのため、自分が弾いている音だけではなく、もう一つのメロディーもしっかり聞く必要があります。
指を別々に動かす力だけでなく、二つのメロディーを聞き分ける力も身につきます。さらに《3声のシンフォニア》へ進むための大切な準備です。
21:ヘラー「30の練習曲 Op.46」
ステファン・ヘラーの《30の練習曲 Op.46》は、初級を終えて中級へ進むための練習曲集です。30曲の中に、技術と美しい音楽の両方が入っています。
音階、アルペジオ、和音、細かな音、左右の手の動きなど、いろいろな技術を使います。ただ速く弾くための練習ではありません。
細かな音の中から大切なメロディーを見つけて、きれいに聞かせることが重要です。左手がメロディーになることもあります。
レガート、スタッカート、アクセントなどを使い分けることで、曲の表情を作ります。ツェルニーで身につけた技術を、より音楽的な演奏につなげるのに役立ちます。
22:ツェルニー「40番練習曲 Op.299」
ツェルニーの《40番練習曲 Op.299》は、中級へ進むための代表的な練習曲集です。40曲の中で、ピアノの技術をさらに高めていきます。
音階、アルペジオ、分散和音、反復音、指の独立など、さまざまな技術が登場します。細かな音符をそろえながら、一定のテンポで弾くことが大切です。
速く弾くことだけを目標にしてはいけません。ゆっくり練習して、正しい指使いときれいな音を身につけます。
この練習を続けると、ショパン、シューマン、ブラームスなど、より本格的な作品を弾くための技術につながります。
23:J. S. バッハ「3声のシンフォニア BWV 787–801」
J. S. バッハの《3声のシンフォニア》は、三つのメロディーを同時に扱う曲集です。15曲あり、《2声のインヴェンション》よりも難しくなります。
三つのメロディーが別々に動きながら、一つの音楽を作ります。そのため、右手と左手だけを見るのではなく、真ん中の音もよく聞くことが大切です。
練習するときは、まず一つずつのメロディーを弾いてみると分かりやすくなります。その後、三つを合わせて、それぞれの音の大きさを調整します。
この曲集では、指の技術だけでなく、音楽の仕組みを考える力も育てられます。バッハのさらに高度な作品へ進むための重要なステップです。
24:サティ「3つのジムノペディ」
エリック・サティの《3つのジムノペディ》は、たくさんの音を使わずに、美しい音楽を作った作品です。1888年に作られた3曲からなります。
《第1番》が特に有名で、ゆっくりしたメロディーとくり返される伴奏が、静かな雰囲気を作ります。《第2番》《第3番》にも、それぞれ違った響きがあります。
速く弾く技術はあまり必要ありません。その代わり、一つ一つの音をよく聞き、メロディーと伴奏のバランスを整える必要があります。
ペダルを使いすぎて音がにごらないようにすることも大切です。「少ない音で美しく聞かせる」という、サティ独特の音楽を学ぶことができます。
サティ「3つのジムノペディ」全音ピアノピース
(全音楽譜出版社)
25:ショパン「ワルツ集」
ショパンの《ワルツ集》は、ロマン派のピアノ音楽を学ぶための重要な作品集です。ワルツはもともと踊りの音楽ですが、ショパンはそれを美しい演奏会用の音楽へと発展させました。
ワルツには、比較的弾きやすい曲から、とても難しい曲まであります。初めて学ぶときは、比較的やさしい遺作のワルツなどから始めることができます。
右手のメロディーを歌わせながら、左手の「1・2・3」の伴奏を軽く弾くことが大切です。楽譜どおりのリズムを保ちながら、自然な揺れを作ることも学びます。
ショパンのワルツでは、装飾音や細かな音も大切です。指を速く動かすだけでなく、メロディーの美しさを表すことが求められます。
26:シューマン「子供の情景 Op.15」
ロベルト・シューマンの《子供の情景 Op.15》は、13曲からなるピアノ曲集です。「トロイメライ」「鬼ごっこ」「詩人は語る」など、子供の世界を思わせる題名が付いています。
この作品は、子供が簡単に弾けるように作った本というより、大人が子供のころを思い出すような音楽です。
《トロイメライ》では、メロディーを静かに歌わせ、伴奏をやわらかく弾きます。《鬼ごっこ》などでは、元気なリズムを生かします。
曲ごとの雰囲気を考えながら、音の強さ、音のつなぎ方、ペダル、音色を変えることが大切です。短い曲の中で、豊かな表情を作る力を学べます。
27:モシュコフスキー「20の小練習曲 Op.91」
モーリッツ・モシュコフスキーの《20の小練習曲 Op.91》は、初級後半から中級へ進むための練習曲集です。20曲あり、さまざまな技術を学べます。
なめらかに弾くレガート、軽く弾くレジェーロ、メロディーを歌わせるカンタービレなど、いろいろな音の出し方が出てきます。
音階、分散和音、重音、トリル、左右の手の独立なども練習します。第6番では3度や6度、第7番では音階と分散和音、第20番では連続する3度が大きな課題です。
ただ指を正確に動かすだけではなく、「どの音を聞かせるのか」「どこへメロディーが向かうのか」を考えて弾くことが重要です。
ツェルニーの技術を、ショパンなどのロマン派の音楽表現へつなげるためにも役立つ練習曲集です。
28:ドビュッシー「2つのアラベスク」
クロード・ドビュッシーの《2つのアラベスク》は、流れるようなメロディーと、美しい和音が特徴のピアノ曲です。
第1番では、右手のメロディーと左手の分散和音が重なって、幻想的な雰囲気を作ります。第2番は、もう少し明るく、リズミカルな曲です。
大切なのは、右手のメロディーをきれいに聞かせ、左手をやわらかく弾くことです。ペダルを使うときも、音がにごらないように注意します。
ショパンやシューマンなどを学んだ後、ドビュッシーや近代フランス音楽へ進むときのよい入口になります。音色や響きを大切にする演奏を学べます。
「アラベスク」実用版 ドビュッシー ピアノ作品全集1
(ハンナ)
29:ショパン「マズルカ集」
ショパンの《マズルカ集》は、ポーランドの舞曲をもとにしたピアノ作品集です。ショパンは、もともとの踊りの音楽を、自由で美しいピアノ曲へと発展させました。
マズルカには、弾きやすい曲から、とても難しい曲まであります。ワルツとは違って、細かなアクセントや独特のリズムが大切です。
3拍子だからといって、いつも「1・2・3」を同じように弾くわけではありません。アクセントやシンコペーションなどを感じながら、曲のリズムを作ります。
右手のメロディーだけでなく、左手や真ん中の音にも注意します。ショパン独特のリズム、和音、音色を深く学ぶことができる作品集です。
30:ドビュッシー「子供の領分」
クロード・ドビュッシーの《子供の領分》は、6曲からなるピアノ曲集です。1906~1908年に作曲され、娘シュシュにささげられました。
《グラドゥス・アド・パルナッスム博士》《ジャンボの子守歌》《人形へのセレナード》《雪は踊っている》《小さな羊飼い》《ゴリウォーグのケークウォーク》の6曲が入っています。
曲ごとに、ユーモラスな音楽、静かな音楽、雪が舞うような音楽、元気なリズムの音楽など、いろいろな世界が広がります。
特に大切なのは、音の強さ、タッチ、ペダル、リズム、音色を細かく変えることです。音符を正しく弾くだけでなく、「どんな音にしたいか」を考えて弾きます。
ショパンやシューマンなどのロマン派から、ドビュッシーやラヴェル、さらに20世紀の音楽へ進むための大切な作品集です。
実用版 ドビュッシー ピアノ作品全集8「子供の領分」中井正子 校訂
(ハンナ)
(この記事は、GeminiとChatGPTの協力を得て執筆されました。この記事は、まだ知らない音楽を発見するのに役立つ参考資料として作成されています。この記事の内容は完全に正確であることを保証するものではありません。信頼できる情報源で情報をご確認の上、ご参照ください。)
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